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【 Midjourney】誰でもMidjourneyで似顔絵が描けちゃう!登録方法から似顔絵生成までステップバイステップで解説【解説画像付】

2023年9月1日

 Midjourneyで似顔絵を描く



  • MidjourneyというAI画像生成ツールに興味を持っているが、具体的な使い方や料金プラン、著作権について詳しく知りたい
  • デザインやイラスト作成に多くの時間と費用がかかっているため、効率的な方法を探している
  • Midjourneyに登録して使っているけど新しい楽しみ方を知りたい

そんな人たちに向けて書いています。



この記事で理解できること

写真から似顔絵風のイラストを作る
  • Midjourneyで似顔絵風のイラストの作り方は?
  • Midjourneyの使い方の基本は?
  • 料金や著作権は?

以上のことを記事にしました!



はじめに:Midjourneyとは?

 Midjourney TOP
 出典:Midjourney

Midjourneyは、アメリカの研究所が開発したAI画像生成ツールです。Discord(ディスコード)というコミュニケーションツールを介して、独自の画像を生成できます。

例えば「flower」をキーワードにしてAIに指示を出すと…

 Midjourneyで書いたイラスト

誰でも簡単に「イラスト調」のイラストや「写真調」のイラストを生成することができます。



ぼくのよう素人でもクリエイティブなことができるようになります!



Midjourneyの料金プランと特典

 Midjourneyの料金プラン



プラン価格主な概要
ベーシックプラン10ドル/月最大200枚まで画像を生成可能/高速モード(fast mode)3.3時間分
スタンダードプラン30ドル/月無制限に生成可能/高速モード15時間分
プロプラン60ドル/月プロンプトを隠せる/高速モード30時間分
メガプラン120ドル/月プロンプトを隠せる/高速モード60時間分
Midjourneyの料金プラン(2023年9月時点) : Midjourneyの公式ページで確認

fast mode(ファストモード) … 通常3分〜5分かかる画像生成が1分程度に短縮される



その他プランごとの特典や特徴

  • スタンダードプラン…無制限にイラストが生成できるようになる
  • プロプラン…画像を生成する時に公開されるプロンプトと言われる呪文を隠すことができる
  • メガプラン…プロプランよりも倍の60時間分のファストモードが付いてくる

ベーシックプラン以上のプランはリラックスモードというファストモードを節約できるモードが選択できるようになります

>> プランに申し込む方法はこちら

プランはいつでも変更できるので実際に使いながら検討してもいいと思います



Discordと Midjourneyの登録方法と基本的な操作方法

Discordと Midjourneyの登録方法

  1. ディスコードのアカウントをお持ちでない場合はアカウントを作成する
  2. ディスコードに Midjourneyのサーバーを追加する
  3. サブスクリプションに登録する



  1. ディスコードのアカウントをお持ちでない場合はアカウントを作成する
赤枠の[登録]から始める
各項目を入力して案内に従って登録を完了させる



  1. ディスコードに Midjourneyのサーバーを追加する
  • こちらにアクセスして Midjourneyからの招待に受ける
[ Midjourneyに参加する]をクリック



  1. サブスクリプションに登録する
画面左のウインドウの[newbies-○]に入りトークルームを開く
チャット入力スペースに【/subscribe]と入力しエンターキーでメッセージを出力
Midjourneyからすぐにチャットルームに返信があるので赤枠からページを開く
[サイトを見る]をクリック
各プランから選び、クレジットカードの登録をし完了

ぼくは最近ベーシックプランからスタンダードプランに変更をしてみました。
ベーシックプランの200枚縛りが案外すぐに消費してしまうので
結構使うかも?という方は最初からスタンダードプランでもいいと思います。

Midjourneyで作ったイラストをAdobeStockに出してみました



Midjourneyでイラストを生成する基本的な操作方法

pronptのスペースにキーワードを入れて(今回は「flower」と入れています)出力
1分程度で4枚のイラストが生成されます

補足

  • 「V1〜V4」ボタンで指定のイラストをベースにさらにバリエーションを変えて出力させることができます
  • 「U1〜U4」ボタンで最終的にダウンロードできる解像度にアップスケーリングしてくれます



著作権と法的注意点

Midjourneyの有料プランに加入している場合、生成したイラストの商用利用が許可されています。ただし、法改正や特定の利用制限がある場合があるため、定期的な確認が必要です。



サブスクリプションの有料会員に向けたMidjourneyの利用規約内の著作権に触れている部分の一部を抜粋します。

  1. Copyright and Trademark
    In this section, Paid Member shall refer to a Customer who has subscribed to a paying plan.

Rights You give to Midjourney
By using the Services, You grant to Midjourney, its successors, and assigns a perpetual, worldwide, non-exclusive, sublicensable no-charge, royalty-free, irrevocable copyright license to reproduce, prepare Derivative Works of, publicly display, publicly perform, sublicense, and distribute text, and image prompts You input into the Services, or Assets produced by the service at Your direction. This license survives termination of this Agreement by any party, for any reason.

Your Rights
Subject to the above license, You own all Assets You create with the Services, provided they were created in accordance with this Agreement. This excludes upscaling the images of others, which images remain owned by the original Asset creators. Midjourney makes no representations or warranties with respect to the current law that might apply to You. Please consult Your own lawyer if You want more information about the state of current law in Your jurisdiction. Your ownership of the Assets you created persists even if in subsequent months You downgrade or cancel Your membership. However, You do not own the Assets if You fall under the exceptions below.

(中略)

Midjourney利用規約



上記の内容を簡単にまとめます。

  • Midjourney内で作られたイラストの所有権は基本的には作った本人のものになる
  • Midjourney側は著作権ライセンスを持っているためイラストは自由に使うことができる
  • 他人が作ったものを拡大するなどの加工を行なっても権利は自分のものにはならない
  • サブスクリプションを解約しても権利は継続される
  • Midjourney側は法的なことは保証しないので、利用先の規約に則り正しく使用する



Midjourneyで似顔絵を作るステップバイステップガイド

  1. 顔写真の準備: まずは顔写真を用意します。
  2. 設定の準備:【/setting】コマンドから作成モードを[Niji journey]に切り替える
  3. 特徴の学習: 【/describe】コマンドでAIに顔写真の特徴を学習させます。
  4. プロンプトの選定: 翻訳サイトを使ってプロンプトを確認し、最適なものを選びます。
  5. 選んだプロンプトで画像を生成します。
  6. イラストの選択: 生成された4枚のイラストから、お気に入りの1枚を選びます。
  7. 合成作業: 【/blend】コマンドで元の顔写真と合成します。

自分だけのサーバーを作っておくと作業がしやすくなるのでおすすめです

>> さっそく始める



ディスコード内に自分のサーバーを作る方法

自分のサーバーを追加すると、プライベートルームで Midjourneyを楽しむことができます

左側のタグから[サーバーを追加]をクリック
[オリジナルの作成]をクリック
[自分と友達のため]をクリック
[サーバー名]を決めて[新規作成]
チャットルーム内の「 Midjourney Bot」のアイコンをクリックする
[サーバーに追加する]をクリック
追加したいサーバーを選択して[はい]をクリック
[認証]をクリック
これで追加したサーバー内で Midjourneyのイラストを生成することができるようになります

サーバー内のチャンネルをわけて使用用途を分けることもできます

画面左にサーバーが追加されるので赤枠の「+」ボタンからチャンネルを追加
[Text]と[プライベートチャンネル]にチェックを入れて[次へ]をクリック
何も入力しないて[スキップ]をクリック
作ったチャンネル内でイラストを生成することができます

チャンネルは独立していますが、生成したイラストやプロンプトは公開されます



  1. 顔写真の準備: まずは顔写真を用意します。
自分の写真や似顔絵にしたい画像を用意します



  1. 設定の準備:【/setting】コマンドから作成モードを[Niji journey]に切り替える
テキストボックスに【/setting】と入力して出力
設定画面が出力されるのでモードの[Niji Model V5]を選択する

これで生成されるイラストの種類が変更されます



  1. 特徴の学習: 【/describe】コマンドでAIに顔写真の特徴を学習させます。
テキストボックスに【/describe】を入れて出力
赤枠に似顔絵にしたい画像をドラックアンドドロップでアップロードする
Midjourneyから画像の特徴のプロンプトが4パターン返ってくる



  1. プロンプトの選定: 翻訳サイトを使ってプロンプトを確認し、最適なものを選びます。
「Deeple」などの翻訳ツールを使い、適切なプロンプトを選ぶ

納得がいくものが返ってくるまで繰り返し出力してもいいでしょう



  1. 選んだプロンプトで画像を生成します。
選んだプロンプトを使って画像を生成する
赤枠をクリックで繰り返し生成ができます

ここでもいろいろなパターンで試してみることが大切です



  1. イラストの選択: 生成された4枚のイラストから、お気に入りの1枚を選びます。
決まったイラストがある右上赤枠のマークをクリックして【:envelope】のアイコンをクリック

>>DMが届かない場合は確認してみてください

Midjourney Botから分割したイラストのDMが届く
この画像を一度保存をする



  1. 合成作業: 【/blend】コマンドで元の顔写真と合成します。
テキストボックスに【/blend】と入力し出力
選んだ画像と、元の写真をふたつアップロードする

Midjourneyが2種類の画像を合成して新しいイラストを生成してくれます

合成されたイラストが出来上がりました
ここでも繰り返し気に入るイラストが生成するまで繰り返し行います
自分が気に入ったイラストができあがったら画像をアップスケールして出力します
これで似顔絵風のイラストが完成です



MidjourneyからのDMが届かない時に確認すること

DMの設定を確認してみたら解決するかも…

  • MidjourneyからDMを受け取る設定がされていないかも?



  • DMの設定をオフにしているかも?



Midjourneyや他の生成形AIイラストの活用事例(一例)

マーケティングと広告

  • カスタムイラストやビジュアルを作成して、広告キャンペーンに使用
  • ソーシャルメディアの投稿用に独自のビジュアルコンテンツを生成

ゲームとエンターテイメント

  • ゲーム内の背景、キャラクター、アイテムなどのビジュアルアセットを生成
  • 映画やアニメーションのコンセプトアートを作成

教育とトレーニング

  • 教材やプレゼンテーションに使用するイラストや図を作成
  • 複雑な概念やデータを視覚的に表現

ファッションとデザイン

  • 新しい服やアクセサリーのデザインコンセプトをビジュアル化
  • インテリアデザインのアイデアを形にする

科学と研究

  • データの視覚化や科学的なモデルを生成
  • 研究成果を発表する際のビジュアルサポート



AIは日々、いろいろなデータを吸収しているので
仕上がりのクオリティもどんどんレベルアップしています!



Midjourneyを使う上でのメリット、デメリット

Midjourneyを使うメリット

作業の効率化

かつてはデザインや設計で多くの時間と手間がかかっていましたが、Midjourneyを使うことで、条件に応じた多数のデザイン案を短時間で生成できます。

アイデア創出のサポート

人の先入観によって革新的なアイデアが出にくい場合もありますが、Midjourneyは固定概念にとらわれず新しいアイデアを生み出します。

コスト削減

外注費を減らし、社内リソースをコア業務に集中できます。

Midjourneyを使うデメリット

フェイクコンテンツの悪用

Midjourneyの能力がフェイクコンテンツ作成に悪用される可能性があり、社会的な混乱を招く恐れがあります。

複雑な権利問題

元のデータの著作権や生成されたコンテンツの著作権が不明確で、訴訟リスクがあります。



まとめ

Midjourneyを使って簡単に誰でもできる似顔絵生成の方法を紹介してきました。

今回の記事では比較的、作りやすい写真を使ってやってみましたが
回数を重ねると複雑な写真や特徴的な作品も作ることができます。

AIイラストの登場によって、デザイン関係のお仕事もAIでアイデア出ししてもらって
さらにブラッシュアップを重ねていくなどしてどんどんレベルアップをしていくのではないでしょうか?

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